同友会ニュース−企業訪問

10年後20年後の未来の声をいま伝えること(カウンセリングルームフェアリー代表 きくちみよこ )

転職・人生経験を重ねカウンセラーに

   「親は栄養士にさせたかったようですが、自分は違うと思って」と話すきくちさんは、高校卒業後、漫画の道に進みました。漫画家のアシスタントをしながら、少年雑誌に自作が掲載された経験もあります。
 同じく表現者であった男性と21歳で結婚、子育てをしながら表現者としての成功を目指していましたが、目指すものの違いを感じるようになり離婚。その後は生活のため転職を重ねてきましたが、40歳代半ば、「自分は何ができるのか?何をしたいのか?」と見つめ直したとき、人の話を「聴く」というキーワードを発見。カウンセラーの世界に飛び込みました。

経営理念・経営指針の大切さに気づく

   2008年、他県会員の紹介で同友会に入会しましたが、その目的は「顧客探し」でした。当時はカウンセラーとしての方向づけに迷っていた時期。相談分野を絞り込む必要性は感じていたものの絞り込めず、周囲の声に流されるように「経営者」をターゲットにと考えていました。しかし、入会から1年後、「これは違う」と気づいたと言います。
 きっかけは地区会で開かれた「想いの伝え方」の勉強会。きくちさんは当初、キャッチコピーを上手につくることをイメージしていましたが、先輩会員から「キャッチコピーと経営理念は違う」と指摘され、深い想いを伝えるには経営理念の成文化が大切であることを知りました。
 自分なりに想いや信念は固いものを持っていたきくちさんでしたが、それを正確に相手(顧客)に伝える、見せるにはどうしたらよいか、そのことを追究してみようと決意し、県の経営指針セミナーに参加しました。

経営理念に対する思い

   経営指針セミナーを通じてまとめた事務所の経営理念に、きくちさんの強い想いが込められています。
 「母の愛と信頼と誠実。これは誰もが望んでいること。また自己改善、心の平安、心の豊かさ、共生・共存。これは誰もが目指してほしいと私が願っていること。そして人をいつくしむ、尽くす、貢献する、感謝する。これは私が皆さんにできることなんです。
 仕事とは、自分が生まれて死ぬまでの間に『自分に与えられた何らかの役割使命を全うすること』と捉えているので、それが見つかった今、この想いを言葉と行動で広く多くの人々に伝えたいんです」

セミナー参加で知ったサポートされる喜び

 経営指針セミナーでは、経営理念をまとめられたことと同じくらいにうれしい成果があったと話すきくちさん。
 「いっしょに参加していた多くの仲間がサポート(自社を考えてくれた)してくれたことです。いつもサポートする側にいるのでサポートされる側の喜び、人の温かさ、有難さを改めて実感しました。同じグループの仲間がいたからこそ、今年の事業目標をやり遂げようと決意できました。それは著書の出版なんですが、原稿を書き上げることができ、同期生に感謝しています」

カウンセラーの枠を超えて

   経営理念を確立した今、きくちさんは「20年後30年後の未来の声を、今生きている皆さんに伝え、問題を未然に防ぎたい」と力強く語ります。
 カウンセラー経験を通じて感じることは、現代社会の諸問題の多くは、いわゆる「母親力」が解決のカギを握っているということ。幼児虐待、いじめはもちろん、温暖化、原発、戦争といった大きな問題も、身をもって命の大切さを知る「母親」がしっかりすることで、解決の道は開かれるときくちさんは期待します。
 「お母さんになる人、なっている人のための学校、移動教室などを全国で開催したいです。また、同じ発想から聴き方教室にも取り組みたい。世の中の人に『聴く』力をつけてほしい。コミュニケーションの原点ですから」

経営理念

人々のイキイキ人生を創るため「しあわせ思考」のアドバイスを提供します。
1.「母の愛情」をもって、人の「自己改革や改善」を叶えるため、人をいつくしみ、支援サポートで人に尽くすことを使命とします。
2.「信頼の絆」をもって、人の「心の平安と心の豊かさ」のため、智慧をしぼり、人に貢献することを姿勢とします。
3.「一貫した正直さと誠実さ」をもって、人の「永遠の共生・共存」のため、人の喜び、幸せを、己の喜び、幸せとし、人に感謝することを規範とします。

企業概要

カウンセリングルーム フェアリー
代表 きくち みよこ
川口市栄町2−5−16−402
TEL:048−256−5778
FAX:048−229−0800
URL: http://www.fairy-miyoko.com/

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