同友会ニュース−企業訪問

良い会社づくり、幸せ探しに、頼もしい税理士さん(小林税理士事務所 所長 小林聡一)

あえて茨の道から

   小林税理士事務所の二代目所長として今年7年目を迎えた小林聡一さんを取材しました。事務所はお父様が起業されたのですが、学生時代からいずれは承継することを意識されていたそうです。しかし、大学の卒業と同時に事務所には入らずに、ご自身の決意で先ずは外の会社に就職されました。理由として、息子が小林事務所に入ればいきなり後継者として見られる中で、例え小さな組織でも長になるだけのスキルを積んで行けるのかといった疑問を持ち、世間の空気の中で仕事を覚えた方が広い見聞を積めるだろうとの考えからでした。大手コンサルティングファームに就職口を決めて、都内の先端的会計業務やコンサルティングスキルを習得して業績を積まれ、色々な経験から幅広いスキルを身につけられたそうです。その職場の環境はグローバルなもので、日本的な会計のみでなく、欧米的会計処理や考え方にも触れることができました。
 就職して3年少しが過ぎた頃、丁度大きなプロジェクトの切替えのタイミングがあり、関与先に一番迷惑の掛からない機会に退職され、小林事務所に移られました。

経験と知識の発揮・実践期へ

   移籍後は一番の若手として業務を進める中で、外で培われた経験や知識を発揮すべく、幾つかの革新に取り組まれたそうです。中でも時代の変化に応じたIT化の導入では、初めて所員一人ひとりにPCを設置し、LANでファイルサーバーを繋ぐなど、初代情報化システム主任となられて業務効率の飛躍的向上に取り組まれたそうです。
 先代の所長であるお父様は平成19年に亡くなられたのですが、その2年前から体調を崩されて入退院を繰り返された為に、その期間から徐々にバトンが渡されてきたそうです。
 事務所の代表となってからは、初代のトップダウン型の経営とは違うスタイルを取り、経営理念の成文化に着手され、先代から変わらない顧客先への姿勢を具体的に所員と共有することに取り組まれました。現在では年々作成を重ねてこられた経営計画書を発展させてこられ、年度代わりの経営計画発表会も実施されています。経営理念については、所員への浸透を何を持って達成とするかを考えた時、言葉で憶えることではなく、自然に行
動に表れる状況になることが必要であり、その点では道半ばと感じているそうです。しかし焦ることなく、時間を掛けて所員が理解を深め、合せてスキルの向上など前向きに職能を磨いて行ければいいと暖かく見守っていらっしゃるようでした。

同友会との出会いは

   同友会との出会いは新都心ビジネス交流プラザでの創業者支援の税務相談会へ相談員として行っていた時に、偶然休憩時間がとれて、同友会の事務局がある10階を訪れて迷わずにその場で入会申込みをされたそうです。それは以前に茨城県同友会の副代表理事を務める方に話を伺っていたからだそうです。
 入会されて、実際に良い経営を実践されている社長と身近に接することが出来て、本やメディアで知る経営者像とは違って、リアルな情報に触れられる点でとても勉強になり良かったと感じているそうです。

遣り甲斐は顧客や社会のために

   「将来の夢は・・・。先ずは事務所を税理士法人にしたいと思います。訳は現状の税理士事務所の形態は個人事業所ですから、所長である私が何かあって倒れたら所員も職を無くし、大事な関与先にも迷惑が掛かってしまうからです。経営理念の浸透もリーダーが居なくても行動が伴う状態になり、出来れば私は60歳で引退して、別の場所で社会に貢献出来ることを見つけて活躍したいと思います。税金は国の基礎ですから、メディアに出る税理士として納税の意義を伝えてゆくとか・・・」
 小林さんは現在埼玉同友会理事、西部地区会の副会長2期目ですが、次年度は地区会長として更なるご活躍が期待される若手ホープです。兎にも角にも行動派であり本も沢山読まれる勉強家です。同友会に入る前から良い会社づくりを実施され、税務会計の関与先への経営コンサルの手腕も豊富に持ち合わせる凄腕税理士ですから、きっとカリスマ税理士として夢も実現されるだろうと思いました。

企業概要

西部地区会
小林税理士事務所
所長
埼玉県川越市下広谷1165
TEL: 049-231-2767
http://www.kobazei.com//

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