同友会ニュース−企業訪問

地域の人々のつながりを大切にして((有)イアス 代表取締役 遠藤 晶)

【大きな波を乗り越えて】

   朝霞駅前からの商店街、市役所から数分の地に「パソコミュ広場あさか」というパソコン教室があ
ります。今回はこちらをご夫婦で経営されている(有)イアスを取材いたしました。「イアス」という名前は「いい 明日、そして未来」を目指し名づけたそうです。
 社長の遠藤さんはソフトウェア開発会社に約12年勤務され、大手メーカーと共同でシステム開発に携わっていました。時代の追い風もありニーズが高まったのをきっかけに独立、自らソフトウェア開発会社を設立しました。一時は正社員5名、契約社員30名を抱え大手メーカーにシステムエンジニアを派遣していました。
 時代は変わりリーマンショックの影響で景気低迷、大手メーカーもシステム開発の外注を減らすようになり売上も大きく減少したそうです。
 「ソフトウェア開発という仕事は客先に派遣され現地で仕事をこなしていくため所属している会社
に帰属意識が低いんです。客先にて引き抜かれたり仕事が減ってきたため解雇するわけでもなく自然に社員が減っていきました」と厳しいころのお話をしていただきました。

【同友会との出会いで新しい方向へ】

   元々、上福岡市に住んでいて26歳で奥様と仕事で知り合い結婚されました。結婚後はずっと朝霞市にお住まいだそうです。入会のきっかけは2007年2月に沖縄で開催された中小企業問題全国研究集会でした。入会前からいろいろなセミナーや講演会へ出席していましたが、「沖縄で同友会の全国大会がある。一緒に経営の勉強をしに行こう!」と同地区会の亀山さんに誘われ、もともと沖縄が大好きで何度もご夫婦そろって旅行に行っていたこともあり入会を決めました。
 リーマンショックにより事業が低迷する中、大きな転換を決めたのは同地区会の千葉さんが勧めていた経営革新計画でした。いずれソフトウェア開発からの脱却をしなければと考えていましたが、具体的なアクションを起こしていたわけではありませんでした。この経営革新計画作成がきっかけで、心の中でもやもやしていた事業転換が確信となり、『携帯WEB集計システムの開発と活用方法の提案・サービスの提供』をテーマに経営革新計画の承認を2011年9月に受けました。翌年、地区会会員の空き物件の話がきっかけとなり、パソコン教室を開くことになりました。開業にあたってはテナントの契約・運転資金など多くの課題がありましたが、仲間の助けもありなんとか開業にこぎつけたそうです。

   この「パソコミュ広場あさか」はパソコン教室を通じて地域の方々のコミュニケーションの場とな
り、地域の人々とのつながりを広げたいという思いで開業されました。
 WEBシステムやSNSなどにより情報発信し、アットホームな地域に密着した場をめざします。
「以前のソフトウェア開発の仕事はできて当たり前、ミスをするとすぐクレームになります。パソコ
ミュ広場での仕事はお客様が笑顔で帰っていく。毎日笑顔が見られる素敵な仕事です。」と明るく語っていただきました。教室が開いているとご近所の方がふらっと顔を出したり、お茶を飲みに来たりするそうで楽しい社交場なのですね。イベント案内のポスターも掲示されていました。

【今年度は経営指針セミナーを受講して】

   今後はアクティブシニアのカルチャー・コミュニティーについて広めていきたいと考えているそうです。老人保健施設などではなく、健康な人々のデイサービスを目指し高齢者の活発な交流の場にしていきたい。今の事業が順調にいっているので、将来は2店舗・3店舗とこのスタイルで増やしていく計画もあるそうです。
 今年度は経営指針セミナーを受講されますので、今後の事業は具体的に計画され成長していくのではと感じました。

【企業概要】

遠藤 晶(えんどう あきら)
(有)イアス 代表取締役
朝霞市本町2-2-45-1002
TEL:048-485-8389
URL:http//www.eas.co.jp/

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