同友会ニュース−企業訪問

信頼できる仲間と二人三脚で歩む人生((株)エデュケア 代表取締役 吉成直人)

同友会仲間と共同経営

 親の経営する事務所で何の問題意識も持たずに仕事をこなす日々だった吉成氏。約8年前、取引先の強い勧めに断ることができず入会したそうです。そこから数年経った頃、同友会仲間である米田氏(埼葛地区会)が介護事業で(株)アタッシェを設立し起業しました。
米田氏から将来の夢や困っていることを聞いているうちに、彼の人柄や将来のビジョンに共感し、また、吉成氏自身も新しいことにチャレンジしたいという気持ちもあったことから、お手伝い(出資し共同経営)していくことになりました。
 初めは介護の現場から離れた業務(総務や財務など)を担当していたこともあり、施設に顔を出すことも少なく、従業員の方々と顔を合わすこともほとんどなかったそうです。しかし、2店舗目の出店の話が出た頃から現場に顔を出す回数も増え、それに伴い「お手伝い」程度だった意識が「自分の会社」なんだという想いに変わっていったそうです。さらに会社として深刻な人材不足という現実に直面し、自らも夜勤を月に15回もこなすようになりました。
 

     ▲共同経営の埼葛地区会 米田慎吾氏(左)と

課題解決のため…一石二鳥の解決策

   この人材不足という状態は氏の会社だけの特別なことではなく、介護業界全体の恒常的な課題でもあります。なかなか採用ができず、せっかく苦労して採用した人材もすぐに会社を辞めてしまうケースが少なくありません。
 その状況を打破するために吉成氏が考えたのが、「募集しても集まらないなら、自分で養成しちゃおう」ということでした。すなわち、介護の資格取得スクールを運営することです。スクールで資格を取得した方を従業員雇用することで人材不足の解消にも繋がり、向上心のある既存の従業員に対してはスキルアップの機会を提供できる、一石二鳥の仕組みではないかと。それで設立したのが(株)エデュケアなのです。
 あくまで自社の人材不足を解消するための一つの手段として始めたスクール事業ですが、介護業界全体の人材不足解消に少しでも貢献できるようスクール事業も多店舗展開させていき、将来的には職業紹介や人材派遣業への展開も視野に入れているそうです。

出れば出るだけ出会いも増え、出会いの分だけチャンスも増える

   最初は取引先の紹介でしかたなく入会した同友会。その紹介者に引っ張られて参加していくことで、吉成氏自身だんだん同友会に魅力を感じるようになっていったそうです。同友会で世界が広がり(いい意味でも悪い意味でも?)、ビジネスでもプライベートでもそれまで触れたことのない多くのことを体験できたとのことです。
 「それまでは『ただ名刺交換しただけ』みたいな方とも、同友会の場では深く知り合うことができます」。だから「出れば出るだけ出会いがあり、出会いの分だけチャンスも増えるんです。同友会に入らなかったら…米田氏と語り合う仲にならなかったら…今の自分はありません」。そう語る吉成氏の顔から一瞬笑顔が消え、普段見ることのない精悍で真剣な表情になったのが印象的でした。

根源は「人」

   同友会仲間とパートナーとしてお互いにリスクを背負いながら共同経営している、という点をメインにお伺いしたかったので、吉成氏に取材させていただきましたが、取材を通じてものすごく「人」を大事にしていることを感じました。もちろん、ビジネスであるからには収益を上げることは必須ですが、その大前提として「人」を大事にしたい、そんな吉成氏の新たな魅力を知ることができた大変有意義な取材になりました。

企業概要

埼葛地区会
(株)エデュケア
代表取締役
吉成直人 よしなり なおと
羽生市南3-6-20
TEL:048-560-0833
FAX:048-501-2341
http://www.yoshinari-jimusyo.com

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