同友会ニュース−企業訪問

地域と生きる《第1回》「幻のねぎ復活で?ねぎわい?の街おこし」((有)長谷川広商店 代表取締役 長谷川芳雄)

地元の伝統野菜「岩槻ねぎ」生産者との出会い

 長谷川 芳雄氏が代表をつとめる(有)長谷川広商店は、さいたま市の東部に位置する岩槻区に社屋を構え、小麦粉を中心とした食品卸販売会社です。
1950年代に、農家より小麦を仕入れ、製粉・製麺をしていた関係で地元農家との深い繋がりがありました。
その縁が地域再生への糸口となる地元の伝統野菜「岩槻ねぎ」の唯一の生産農家である鈴木仙一氏との出会となりました。
 

       ▲岩槻ねぎを手に会社入口にて

「岩槻ねぎ倶楽部」結成

 岩槻区を流れる元荒川がもたらす肥沃で水はけの良い土壌では、江戸時代からねぎ栽培が盛んに行われていました。
岩槻ねぎは、古典落語の「たらちね」にも登場している伝統ある野菜で、柔らかくて歯触りが良く、噛むと甘みが口の中に広がるのが特徴です。
しかしその柔らかさゆえ葉が折れやすく、積載輸送や大量陳列に向かないことから徐々に生産農家が減り、時が経つにつれ人々の記憶からも消え去り、いつしか?幻のねぎ?となっていました。
長谷川氏らは、「これだ!この?幻のねぎ?を復活させよう。」と、鈴木氏に協力をあおぎ地域再生を目指す仲間とともに「岩槻ねぎ倶楽部」を結成しました。
岩槻ねぎ倶楽部では、岩槻ねぎをメニューに取り入れた店舗を紹介するパンフレットを制作するなどして岩槻ねぎ拡販への取り組みを展開。
多くのイベントに参加し、数々のメディアに取り上げられるなど次第に活動を広げていきました。
 

   ▲岩槻ねぎ復活で地域再生を目指す地元の仲間たちとともに

「第四回埼玉B級グルメ王決定戦」への挑戦

 幻のねぎ復活で街おこし! 岩槻ねぎ倶楽部は、2009年5月に開催された「第四回埼玉B級グルメ王決定戦」に「ねぎ塩焼きそば」で初挑戦、堂々の準優勝に輝きました。
このイベント参加にあたり、メニュー開発では試作を繰り返し、容器の選定にもこだわり、さらには事前に製造工程を組み立てて本番さながらのリハーサルを何度も実施し、綿密な動きを計算するなど細部にわたりチームワークを確認しました。
地域再生を岩槻ねぎにかけた熱い想いを胸に秘めた仲間たちが、お互いの絆をさらに深める「燃えるプロジェクト集団」となりました。
 

    ▲「第四回埼玉B級グルメ王決定戦」にて堂々の準優勝

企業概要

■社 名:有限会社 長谷川広商店
■所在地:〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町4-7-17
■Webサイト:http://www.daichi.jp/
■創 業:1947年(昭和22年)9月1日
■事業内容:食品卸販売 (小麦粉・乳製品・冷凍食品 他)

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