同友会ニュース−企業訪問

社員教育で見すえる10年後の目標と未来((株)ピアット 代表取締役社長 横田真太郎)

なぜ非同族会社を貫くのか

   当社のビジョンは『学校給食は未来を担う子どもに食を通しての日本文化を提供するもの』ですから、その価値に見合う最高のものを届けることを目指しています。
 したがって、社員一人ひとりがその目標に向かって真剣に取り組む、やる気が最も重要です。そのやる気を無限に活かすために、非同族会社であることも大きな意味を持っています。つまり、非同族会社を貫くのは、社員全員にその気になればトップになるチャンスがあることを示すためでもあるのです。

理念の取組みは日常的に

 経営理念と並行して当社では毎年、経営推進課題(キャッチコピー)を社員全員から公募し、審査・選定します。社員は26名ですが、50~70本の作品が提出されます。本年度最優秀賞作品は『意識が変われば行動が変わる』です。他に佳作5本が選ばれます。それらを月曜日から金曜日の毎朝8時50分からの朝礼で唱和します。

同友会の3つの企業づくりをすべて人育てに活かす

   同友会には15年前、共同求人活動での新卒社員を求めて入会しました。新卒社員はその5年前に初めて採用しましたが、そのとき先輩社員のテンションが高くなる様を目にしました。また、継続することにより、1年に1回社員がリフレッシュすることが目に見えて感じられたので、共同求人活動を通じて毎年新卒採用をしています。その採用面接の最終選考は社長の私です。その前に幹部による採用面接を行い、選考に残った人を最終面接するので幹部の責任は重大です。しかしあえてその重要な仕事を任せています。だからという訳ではありませんが、私が社長になってから最終面接で不採用になった者はいません。現在、半数以上が新卒社員となりました。
 その後、その採用した社員を教育するために、同友会の社員教育委員会に参加しました。さらに、理念はあったのですが、もう一度頭の中をまっさらにしてみようと思い『三位一体』の一つの柱である経営指針作りセミナーに参加しました。実際、参加してみて大変勉強になったので、その後、幹部社員にも参加してもらうことにしました。その狙いは二点あります。
 

  第一は、会社の立ち位置がどこにあるのか確認し、経営上の問題点を抽出・認識する中で、社長の思いを共有化できればということでした。そのような思いで幹部教育の一環として活用させてもらっています。仮に幹部社員から、このセミナーを通じて「現在の理念を変えよう」という意見が出れば、そうしようと思います。というのも、この理念が生まれた経緯が、当時の社長の思いからつくられたというより、社名変更の際にお願いしていたデザイナーの案から作られたといった感が強いからです。理念の冒頭のカッコ書き以下の文章はいずれマイナーチェンジしたいと思っています。
 幹部社員を参加させるもう一つの理由は、セミナーで異業種の社長とディスカッションができるからで、その際には自分の意見を必ず言うように勧めています。自分の意見がどこでも言えるようにと、幹部教育の一環として参加しています。このような同友会の三位一体の活動を、すべて『人が成長すること』として捉え、活用しています。

10年後の目標を理念とつなげる

社員は自分の目標と、自社の理念をどう重ねていくのか?それは、例えば「10年後には、年収1千万円欲しい」と有形の目標をもつとする。すると、それを実現するためには経営幹部にならければならない。経営幹部になるためには経営の知識を学ばなければならない。そのためには学習する時間を確保しなければならない。朝早起きして1時間の学習時間を確保するために夜10時に寝るようにしなければならない、と時間の確保や早寝早起きという無形の目標に昇華されます。これが理念と自分の目標をつなげるものではないでしょうか?
 私の10年後の目標は現在45億円の売上を、経営グループ化で100億円にすることです。今この業界も後継者不足です。 この学校給食制度を維持していくためにも後継者となりうる人材を育てることが求められています。㈱ピアットがその一翼を担えればと思います。
 

      ▲社員から公募した経営推進課題を社内に掲示

経営理念

「食べる人のカラダを考える
    つくる人のキモチを考える」
 お客様の満足こそ私たちの喜びです
 みんなの笑顔の為に、精一杯努力し続けます
 それが私たちピアットです

企業概要

㈱ピアット 
埼玉県戸田市笹目1-41-4
TEL:048-422-0081  
URL http://www.piatto.co.jp/

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