同友会ニュース−企業訪問

きっかけは「両親に感謝する」という事( シマムラオート 代表取締役 島村友基)

事業承継のきっかけは「両親に感謝する」という事

   経営者の息子でありながら、「商売がきらい」という若かりし頃の島村氏。当時は父の会社を継ぐという考えは全く頭になく、大学卒業後は住宅販売の営業という道に進みます。しかし営業を希望して入社したはずが人事部に配属。これが人生の転機になります。
 人事部で人を育てる基礎を学んだ島村氏。学んだ基礎の中の「両親に感謝すること」という教え
に対する自分自身に疑問を持ち始めます。入社してくる後輩達に「両親に感謝すること」を教えていく中で、それを自身に置き換えた時、自分にとってそれは、かねてより言われていた「継ぐの?継がないの?」と言う母の気持ちに応えてあげる事なのでは?と感じたそうです。そんな中、勤務時間が厳しく、身体を壊したこともきっかけになり住宅販売会社を退社し、シマムラオートに入社。入社後、先代から何を言われるわけでもなく、自分の仕事づくりから始めました。決して二代目としての地位にあぐらをかかず、着々と会社において自分の存在価値を見出していきました。

自信を持って知り合いに紹介出来る会社に

   代表取締役になったのは1年半前ですが、その数年前から実質会社を切り盛りしていた島村氏。
経営理念という大それたものではありませんが、「知り合いに胸をはって自分の会社だといえる会
社にする」という想いが常に自分の中にあったそうです。そのためには、まず基本的な企業の形である社内、労務環境の整備はあたりまえ。節目に生まれる目標に対し、つど計画を立てるという本当に基本的な事を大事に経営を続けています。また社員に舵取りをさせるのも一つのポイント。島村氏はピラミッドを倒したものをイメージして経営すると話します。トップダウンという形ではなく、社長としての役割、店長としての役割、スタッフとしての役割を並列にし、その歯車を組み合わせる事で、目標に向かって進む。社長が指示するのではなく、スタッフ自らが目標に向かい、そこから生まれる声を大事にしたい、成功体験をしてもらいたいとした想いから、このイメージにたどり着いたそうです。その中で島村氏の社長としての役割は、スタッフが気兼ねなく仕事が出来る土台を作ること。スタッフにはその土台の上で「お客様に喜んでいただけるような事を考えて」と言葉にして伝えています。

自分をポジティブにする同友会

 そんな経営のイメージをしっかりと持っている島村氏は会社だけでなく地区会でも若い世代をひっぱる役割をされています。「同友会に参加している方々は前向きな方が多く、ネガティブな自分の気持ちに鞭を打ってくれる」と話していた島村氏。
 また、同友会は異業種の集まりなので、業界団体よりもいろいろな情報が集まる場でもあり、経営の視野を広げる場にもなっているそうです。私自身も創業者の息子という同じ立場として、これからも島村氏から勉強させていただきます。  

       ▲インテリアにこだわった店内のようす

企業概要

シマムラオート
埼玉県さいたま市見沼区蓮沼1400
Tel. 048-686-1842
Fax. 048-686-0627
http://shimamura-auto.com/

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