同友会ニュース−活動報告

鍼灸をもっと身近に。たくさんの方に鍼灸を受けてほしい((株)三日月 代表取締役 坂井博和)

鍼灸師が鍼灸師として活躍できる場所を

   子供の頃から夢はプロのサッカー選手になることだった坂井氏。残念ながらその夢を叶えることはできませんでしたが、そのスポーツの経験から、人の体をメンテナンスすることに関心が向くようになりました。そして取得したのが鍼灸師の資格でした。
 資格取得後、まずは鍼灸院に就職するため就職活動を行いますが、そこで直面したのは業界の厳しい現実でした。鍼灸師が専門職であるためか、多くは「一人親方」経営がされており、資格を取得しても働き口が少なく、仮に就職できたとしても受付や事務員を兼務するなど、鍼灸師として活躍できる場所が非常に限られるそうです。
 そこで「鍼灸師が鍼灸師として働ける場所をたくさん提供したい」という想いを抱いて2006年に独立開業されました。この想いは今に至るまで変わらず、鍼灸師を鍼灸師として雇用できる場の拡大を意識し続けています。

ネーミングへの想い

   現在、坂井氏は「三日月鍼灸指圧院」と分院の「鍼灸指圧院新月」と2店舗運営されています。その名前の由来を紹介いたします。「三日月鍼灸指圧院」のほうは、これからどんどん大きくなって満月となり、たくさんの方々の健康にお役立ちしたい、という想いから名付けたそうです。(一説によると、顔の作りが代々三日月型だから…という説もあるそうですが。(笑)「鍼灸指圧院新月」のほうは、三日月の由来と繋がりもありますが、まだまだ満月になるには程遠いので、初心に帰って一生懸命やっていこう、という想いから名付けたそうです。

自ら同友会の門をたたく

 三日月開業直後は、売上は順調に増えていきましたが、順風満帆な時期は長くは続きませんでした。治療中に患者さんのギックリ腰が悪化してしまったり、雇用やスタッフマネジメントが上手くいかず精神的に不安定になったり、リーマンショックの影響からか売上が減ったりとピンチが連続しました。資金繰りにもとても苦労をされたそうです。そんな状態は、全て開業直後の調子の良さから天狗になり、そこからの過信が招いた結果だったと氏は振り返ります。
 経営に確信が持てない時期が続き、いったい何をどのように勉強すればいいのか、複雑な迷路に迷い込んでしまった、そんな時、同友会の存在を知り、自ら自主的に門をたたくことにしました。
 同友会での学びは、「インプット(報告)と同時にアウトプット(グループ討論)出来ることが素晴らしい」と感じているそうです。グループ討論を重視することは同友会の持ち味であり、それが氏にとっては他の会やセミナーでは得られない充実感につながっているのだと思います。  

             ▲スタッフ集合(後列左が坂井氏)

業界活性のための強い想い

 「マッサージ店が増えて、体をケアする人が増えるのは大歓迎です」、「鍼灸の先生は皆いい人ばかりですよ」という氏の言葉に、鍼灸業界への確かな自信と誇り、そして自社ばかりでなく業界全体が日の当たるものになってほしいという強い想いを感じました。それが一人でも多くの方に鍼灸の良さを体験してほしいと、現在の地で開業された理由にもなっているそうです。そしてそれは、「大宮以北で5店舗」という今後の出店戦略にも表れているのだと思います。皆様、是非お近くの治療院にて鍼灸を受けてみてはいかがでしょうか。  

               ▲施術中の坂井氏

企業概要

(株)三日月
埼玉県白岡市白岡1203-3
TEL:050-3579-3203
http://www.3-moon.com/

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