同友会ニュース−企業訪問

おいしさと健康づくりで時代をリードする若き三代目の挑戦(高橋ソース(株) 専務取締役 高橋義揚)

3代にわたる事業継承

   昭和21年に埼玉県本庄市で祖父がソース製造業を開始。昭和27年に法人化し、祖父が初代社長に就任します。昭和61年から特別栽培野菜と果実を原料としたソース《カントリーハーヴェスト》を発売。発売当初なかなか売れずに販売に苦労したこの《カントリーハーヴェスト》が営業努力と健康志向、本物志向の高まりで徐々に販売が伸び、現在の高橋ソースの看板商品となっています。
 昭和63年に祖父から父に事業継承。父の代になると自然の恵みだけで育成したオーガニック原料を使ったソースやケチャップを国内で初めて発売。有機JAS認定製造工場を取得しました。
 平成24年には兄の高橋亮人氏が3代目社長に就任。高橋氏は兄の社長就任と同時に専務に就任して営業部門の責任者となります。

営業の責任者として

 高橋氏は大学卒業後に、他社で営業経験を積んで高橋ソースの営業部門に入社しました。新人時代は後継者の息子と言う事で社員から敬遠されたこともあったそうです。しかし実績を積み重ねて営業部門のリーダーに。営業はお客様と同じ目線で要望を聞くことが大事と語る高橋氏。顧客から新商品の要望をいただくと商品開発に着手しますが、商品開発はすべての人に関わる作業。日頃から社員との意思疎通は欠かせません。「小さい会社だからこそ連絡を密にした開発力が自社の強みです」と高橋氏は言います。  

             ▲こだわりの原料を使用したソース

経営方針の転換

   社長となった兄は、それまでトップダウン式だった父のやり方を改めて、民主的経営に転換しようと試みます。現在の経営理念も兄が社長就任時に作りました。目標もトップが明示するのではなく、部門ごとに年度目標を計画し、全員の前で発表するようにしました。自らが掲げた目標をPDCAを回して達成する方式に変えたところ、指示待ちだった社員が自主的に動き、意見が出るようになりました。社員が確実に変わったと高橋氏は言います。
 民主的経営のために様々な会議も創設しました。現状認識と改善提案する「志事づくり実践委員会」、若手社員で構成する会議である「遊び心創造委員会」など、会社の運営や改善に必要な事を各会議で決定し実施して行きます。これによって横のつながりと連絡が従来より格段に良くなり、売り上げも2年前に比べて20%近くアップしました。

同友会入会と指針セミナー受講

   本来はマネージメントよりも営業の方が得意と言う高橋氏。しかし経営者になると全てに解を出さなければいけない立場になります。専務として経営者として自分の理念は何なのか自問し続けたと言います。そんな時、同友会に誘われて2014年に入会。すぐに経営指針セミナーを受講します。
 すでに会社には兄の作った経営理念があります。しかし理念を自分で考えても良いのではないか?さらに会社の理念が間違っていないか確認することが出来るのではないか?社長である兄からは「自分が間違った時には止めてもらいたい」と言われていました。そんな思いを持って経営指針セミナーに参加。同じテーブルで学ぶ現役社長たちから直接具体的なアドバイスをもらえるセミナーは、今まで体験したことがなかったそうです。受講後には経営者として自分の理念を成文化することができました。

心がけたいこと

 「毎日ありがとうを10回以上言いたいです。それと、社員や相手を名前で呼ぶようにしています。そしてこれからも食を通じて人の輪を広げていきたいと思います」こう語る高橋氏でした。   

           ▲有機JAS認定製造工場〜おいしさと健康はここから

【経営理念】

高橋ソースは、
   社員とお客様の幸福を追求し、
      美味しい、うれしい、楽しい
         食文化を創造する

企業概要

高橋ソース(株)
専務取締役
埼玉県本庄市下野堂604-7
TEL:0495-24-1641 FAX:0495-22-2034
http//www.takahashisauce.com/ 

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