同友会ニュース−活動報告

2016年度 経営指針セミナー 経営指針発表会報告

 2016年11月26日(土)に経営指針セミナーのシリーズ最終回として「経営指針発表会」が新都心ビジネス交流プラザで行われ、受講生27名が成文化した経営指針書を発表しました。毎年、シリーズ最終回の発表会では感動的なドラマが生まれます。発表に至る6ヶ月間、同じ経営者同士が互いにスタッフ(助言者)と受講生に分かれ徹底して関わり合い、全力を傾注して作成した成果を発表会でぶつけます。そこには晴れ晴れとした達成感に満ちた笑顔の修了生の姿がありました。また、今年度は事務局員による事務局理念も発表され、会員のパートナーとしてますます重要な役割を担っています。  

【委員長挨拶】

  経営委員長 吉田雄亮〈蟲氾津店 代表取締役〉

 本年度の経営指針作りセミナーは受講生30名、スタッフ34名で行いました、スタッフ研修を6月4日に行い、本編は6月11日から11月26日の発表日まで導入編、理念編、戦略編、計画編、発表日と9講を開催、規模としては過去最高となりました。
 今回の指針セミナーでは受講生の意思確認書だけでなく、スタッフにも意思確認書を提出してもらいました。この狙いですが、受講生はそれぞれ課題を持ってセミナーを受講しています。同じようにスタッフにも経営課題を解決する目的で参加してもらい「参加者全員が共に学ぶ」を実践したかったからです。
 導入編で実践報告、労使見解、決算書の読み方、企業変革支援プログラム、振り返りシート、5年後10年後のビジョンシートなど、現状課題確認と未来へのあるべき姿を描きました。理念編では経営者の責任の問いかけ、合宿で経営理念を成文化しました。戦略編では外部環境、マネジメント、労働環境、マーケット、財務などを受講して作成した経営理念を具体化するために「課題まとめシート」を完成させました。
 計画編で3ヵ年の行動計画、数値計画を作成してその中の一年分を数値計画、マネジメント計画、マーケット計画に細分化させて完成です。宿題提出も大変だったと思いますが、受講生の皆さんの頑張りと、スタッフ、事務局の尽力で発表日を迎える事が出来ました。
 今回の指針セミナーでは「経営のやり方ではなく、経営者としてのあり方を問う」という問題提起を開講初日挨拶でいたしました。経営者のあり方(経営姿勢の確立)を経営理念で作成をして、戦略、計画を立てて経営指針書として成文化を行いました。受講生の成文化に採用計画が数多くありました。経営指針成文化を通じて新卒採用、社員教育、障害者雇用を実践していく経営者が数多く出る事を望んでおります。
 発表日には受講生、スタッフ、事務局以外に地区会長や地区会メンバー応援など多数の方にご参加頂き、華やかな雰囲気に包まれ「今までで一番の経営指針セミナーになりましたね」との嬉しい感想もいただきましたが、いい指針セミナーかどうかは3年、5年後にならないと解らない、と思っています。受講生だけでなく、スタッフ、事務局の皆さんに、今回の指針セミナーが「あの時に参加したから今がある」と思って頂けるようになれば幸いです。受講生、スタッフ、事務局の皆さん半年間お疲れ様でした。

【経営指針セミナー参加者の声】

  伊藤 健 訃艮俵酋 代表取締役(東彩地区会)

 最初のキッカケは経営理念を会社に飾ったら格好いい、そんな所から経営指針セミナーに飛び込みまし
た。ところが、いざセミナーが始まると決算書を読み解いて自社を数字で分析してみたり、何の為に経営をしているのかを自分の心の奥深くに問いかけたりと、今まで、私が自信を持ってやってきた経営スタイルがいとも簡単に崩されたのを思い出します。
 一時期はもう駄目か? 俺にはついて行けないのではないか? そもそもウチの会社に経営指針なんて必要あるのか?そんな事を考えていた時期もありましたが、経営理念を成文化した辺りから、私の経営に対する考えが180度、方向が変わっていきます。何の為に、誰の為に、経営をしているのか?そして会社はどの様にしてこの先に進むべきなのかを考えるようになっていました。目前の明日、明後日の事を考えるだけだった自分が3年先5年先を考え、計画を作り出していたのです。
 指針セミナーも無事に卒業を迎え、あんなに人前で喋るのが苦手だったのにもかかわらず、最後の発表ではしっかりと自分の考えを伝えることが出来るようになりましたし、社長が社長の時間をコントロール出来るようになれたのも、全ては指針セミナーを受講し、私が所属した4グループの皆さんやセミナーに手弁当で参加してくださったスタッフの皆さんがいてくれたからだと思っています。そして何よりも、私にセミナーを受ける時間を作り出し共に成長してくれた社員さん達にも感謝です。

  小杉英介 衂霏浦和会館 代表取締役(浦和地区会)

 突然代表に就任して1年、私は社長として社員にどのようにして明るい未来を指し示したらよいのか分か
らずにもがいていました。ただ目の前の仕事に励み、辛いことを先頭に立って引き受けることで、会社をなんとか繋いできました。しかし、このままではどこかで限界が来ると感じていました。
 そんな時に同友会と出会い、先輩経営者の熱さに惹かれすぐに夢中になりました。まさに私の求めていたものがそこにあったからです。そんな私が、すぐに『経営指針づくりセミナー』に興味を抱くのも必然でした。しかし、受講するにあたりひとつだけ懸念がありました。葬儀という仕事は土日も関係なく、先が読めない仕事です。なにより当時は現場を優先していた私に、全9回の講座を全て受講するのは難しいと考え、申し込みを躊躇していました。「社員に迷惑をかけないように忙しい時はセミナーより現場を優先しよう」、そんな考えで申し込んだセミナーでしたが、すぐに考えを改めることになります。会社を良くする=社員を幸せにするためにも、なんとしてでも経営指針を作り上げ、最後までやり遂げよう!そう考えが変わりました。全て受講し成文化できた今、一年でも早く受講できて良かったと心から感じています。もし、スケジュールなどで悩んでいる人がいたら、無理してでも飛び込んで欲しいと思います。経営者でしたら何を犠牲にしてでも受ける意義があると私は思います。
 また、セミナーの内容ももちろん素晴らしいのですが、一生涯の仲間と出会えたことも、今後の大きな財産です。これからは、『経営指針づくりセミナー』の良さを多くの方に伝えていくためにも、指針を基にした実践を日々続けていきたいと思います。

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