同友会ニュース−企業訪問

お客様の満足する味にするために! ((株)サンエーフード 代表取締役 江崎浩史)

アルバイトから仕事を始めて

 \;  2代目社長である江崎氏は、学生時代は部活とアルバイトに明け暮れていたそうです。早くお金を稼ぎたかった江崎氏は、高校時代は父親の会社でアルバイトを、そして高校卒業後は正式に入社し、家を離れ一人暮らしを始めました。入社当初は調理ではなくお客様への配達・配膳の担当をしていました。
 ワンマンだった父親のもと、特に意見することもなく、仕事を教わることもなく、一人もがいて仕事を覚えていきました。しかし、そんな江崎氏は後継者としての育成もないまま29歳の時突然に、会社の経営不振のため「後はお前がやってくれ!」と社長である父親から会社を任されることに。
 就任1年目は銀行との交渉に奔走し、2年目からは社内に目を向け、改革に乗り出しました。従業員を解雇することなく、どうすれば経費を抑えられるのかを必死で考えました。
 社内を把握できてくると問題点がわかってきました。板前だった父親が健在だった頃は調理中心で動いていましたが、父親が体調を崩してからは料理の8割以上が既製品を買って盛り付けるようになっていたそうです。
 「これでは盛り付け屋だ!」と怒った江崎氏は社内の改革を行います。材料の注文をすべてチェックし、既製品の注文に対しては全て材料のみの仕入に変更して、調理場で作ることを命じました。そのため先代からの調理長は反発しましたが、その後彼は退社しました。そして、この改革が進むに連れ、経営状態も次第に安定してきました。

板前だった先代社長の味を守る

 \;  「既製品を買って盛り付けるだけなら、自分の会社の意味がない。どこで作っても同じ味になってしまうから他社と差別化できません。既製品を使うのは楽ですが、今はほとんどの料理を材料から、甘酢・たれ・ソースも社内で作るよう基本に戻しました。板前から始まったサンエーフードの味を守らなければ」。
 「自社ができることはおいしい食事を提供すること。おいしかったからまた次の注文に繋がる。紹介していただいたお客様にも仕事を通して恩返ししたい」。この思いは現在料理長をつとめる島野料理長も共有し、しっかり調理場を任されています。

同友会との出会いで思いが広がる

 入会のきっかけは?東上セレモサービス ベルセゾンの支配人である小山むさし野地区会長の紹介でした。グループ会社の取引先だった小山会長に誘われ、平成22年12月に入会。入会当初はスケジュールが合わず参加が少なかったものの、ここ数年は地区会では委員長を経験し、今では副会長として地区会を盛り上げています。女全交などの全国行事にも積極的に参加し、見識を広めています。2016年8月には料理長の島野氏も同友会に入会し、社内に同友会の理念を取り入れています。
 趣味は同友会の仲間との集まりやゴルフ。またカーライフも楽しみ、オフタイムを満喫されています。会社の経営が厳しい中、人員整理をせずに乗り切った江崎社長。従業員を思う気持ちにブレはありません。どんな会社にしたいですか?との質問には「辞めたら後悔する会社にしたい」と即答する笑顔がありました。  \;

              ▲地区会活動にも積極的な江崎氏

【企業概要】

江崎 浩史(えざき ひろし)
(株)サンエーフード 
代表取締役
所沢市本郷353−1
TEL:04-2945-0277

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