同友会ニュース−企業訪問

人材育成による国際貢献と次の大きな「夢」((株) リナティス 代表取締役 津和野眞佐子)

インドネシアとの運命の出会い

 \;  生まれも育ちも埼玉県の津和野さん。小さな頃から「音楽の先生になりたい」という夢を抱き続け、音楽大学の門を叩きピアノを専攻しました。3年生の時に必修科目として履修した民族音楽が人生の転機となったそうです。「こんな面白い世界があったのか! と開眼しました(笑)」
 その後、世界中の民族音楽について研究するため、大学院に進学します。ここで、今の仕事にもつながる運命の出会いを経験します。「インドネシアのジャワ・ガムラン音楽。この独特な旋律が私には実に心地いいんです。YouTubeにもありますからぜひ一度聴いてみてください!」
 行動派の津和野さんは、ジャワ・ガムラン音楽を本格的に研究するため、インドネシアへの留学を決意します。
 「留学中は、日本で言う京都のような歴史のある街、ジョグジャカルタ市に住んでいました。人生観が変わりましたね。当時の経験や出会った人々は、私の人生の大きな財産となっています」

人材育成による国際貢献のお手伝い

 留学から帰国後ほどなくして結婚をされる一方、地方局のアナウンサーや通信関係の仕事など、多様な職業を経験します。海外と接点のある仕事をしたいと思っていたところ、ご縁も重なり、2014年11月に(株)リナティスを設立。外国人技能実習生の受け入れに関連する事業をはじめることとなります。
 「この仕事は、『日本の高い技術を学びたい!』という志の高い若者と、『人材を受け入れたい!』という日本企業との橋渡し役を担っています。どちらも熱い『夢』や『想い』がありますから、毎日がとにかく真剣勝負。若い頃の海外での実体験は、その後の人生に大きな影響を与えます。自分がインドネシアで人生観がガラッと変わる経験をしているからこそ、この仕事の責任の重さに身が引き締まります」。
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         ▲ガムラン音楽を演奏する津和野氏

 \;  津和野さんはインドネシアのほか、中国、ベトナム、タイ、ミャンマーなどアジア各国の若者と接する機会があるとのこと。
「実習生と日本企業とのミスマッチを防ぐこと、これに本当に気を遣います。受入企業の社長さんや担当者さんには必ず現地に来てもらって、実習生の人となりや出身国の文化・習慣をきちんと理解していただきます。とにかく最初が肝心。3年間の実習期間が終わって実習生が帰国する際には、お互い『別れたくない』と涙することなんて日常茶飯事。
中小企業でも実習生を受け入れることで人材育成による国際貢献ができるんですよ! そのお手伝いをできるこの仕事を誇りに思いますし、毎日が本当に楽しいです」

次の夢は「恩返し」

 津和野さんは、ご自身や自社を成長させるために、これまでの人生で出会うことがあまりなかった経営者の方々との接点を持つために2016年1月に同友会に入会。今年度は経営指針づくりセミナーを受講中です。経営理念や将来のビジョンを検討する中で、次の大きな「夢」を見つけたとのこと。
 「インドネシアで日本の高い養鶏技術を活かしたブランド卵を作りたいんです! インドネシアで卵は薬の代わりとしても重宝されているもの。日本で養鶏技術を学んだ若者の活躍の場を私の手で創出できれば、インドネシアに恩返しができるのではないか。そう考えるようになってきました。出張で現地に行った際に水や土壌の調査を行うなど、一歩一歩ではありますが、準備をはじめています」。  \;

              ▲外国人技能実習生と空港にて

【企業概要】

津和野 眞佐子
(つわの まさこ)
(株)リナティス
代表取締役
〒336-0031 さいたま市南区鹿手袋5-18-11
TEL:048-789-6904
FAX:048-789-6904
http://www.linatiss.com/

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