同友会ニュース−活動報告

女全交の埼玉開催に向けて!!〜誰もが輝く社会の創造 私たちが次の時代を拓く力になる シブサワスピリットでつなごう未来へ

女全交の埼玉開催に向けて!!

代表理事:久賀 きよ江氏
実行委員長:北川 登美代氏
女性経営者クラブ・ファム委員長:小松 君恵氏 
司会:菊永 良枝(むさし野地区会 広報委員会オブザーバー)
記録:宇野 碧留(東部地区会 広報委員)
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        ▲前列右から、久賀きよ江氏、北川登美代氏、小松君恵氏。
         後列、広報委員会のメンバー

未来志向の政策提言を

司会:初めに女全交の開催を未来にどう繋げて行きたいかお聞きします。

小松:埼玉県は女性の経営にいち早く着目して、ウーマノミクスプロジェクトを推進しています。埼玉県全体で女性が経済の活性化に寄与するような状況を作りたいのです。それを学びながら我々も未来志向の感性を身に付け、未来志向の政策提言ができる団体になったらいいと思っています。
 埼玉の中でいろいろなところを巻き込みながら未来につなげていくことに、女全交の意義があると思います。
北川:女性部(ファム)の活動に対して埼玉同友会としても大変期待を持っていてくれています。そんな県は珍しいのではと思うくらい、女性だけではなく、男性会員も含めて各地区会がとても協力的です。今回の取り組みは女性会員の増員にもつながるでしょうし、多方面でのよい展開につながると思っています。また、ファムはどんな活動をしているのか、女性経営者はこの10年でどう変わってきたのかというような面も、来年の女全交で知っていただけるのではないかと思います。

 \; 久賀:同友会の学びの中で、良い会社、良い経営者を目指して全会員が前進をしてきたと思います。そして今、時代が求めているのは、自分たちが置かれている経営環境の中で、地域とともにどうやって企業が生きていくかということです。だからこそ、振興条例などに力を入れているのです。女性経営者の会だからこそ、地域との密接度を強く意識していると思います。具体的には多様な働き方など、時代に伴う柔軟な変化への対応、地域と連携の取り方などは実は女性が得意とするところではないかと思っていますので、そういったことに関する戦略的な話を来年の女全交では全国から聞けると期待しています。
 女全交では、女性だから、男性だからということではなく、時代を意識し、柔軟に変化をしていく感性を持つ、そういった観点からものを見ないと経営は成り立たない、創造性をもって経営をしていけるかということが今回の女全交の問題提起になってくると思います。

司会:内閣府の「平成29年度女性のチャレンジ賞特別部門賞」(男女共同参画担当大臣賞)を受賞しましたね。おめでとうございます。

久賀:ファムは発足当初の34年前は、経営者婦人の会で、経営を直接語る会ではありませんでした。時代が変化して、夫や親からの事業の承継や、起業など、経営の表舞台に立つ女性が増えてきました。男性社会の中にあって、女性は経営者としてのトレーニングを受けていないし、考え方も学んでいませんでした。
 そんな中で、ファムは女性経営者の会へとあり方を変化させ、ウーマノミクスに取り組んできました。だからこそ、ファムが10年以上の歳月をかけて取り組んできたストーリー性が認められたのだと思います。やってきたことの方向性が正しかったこと、みんなの総力を結集したことが結実しました。大変誇りに思っています。

 \; 北川:これまでファムは、女性経営者として成長するために様々なことにチャレンジしてきました。そのほんの一例として、ダイバーシティ経営を意識した例会を継続して開催しています。働き方が多様化する中で、経営者として今やるべき事は何なのか、どう変化していかなければいけないのかを学びたいという思いからです。やりがいがあり継続して働ける職場環境づくりが大事だと思います。行政、他団体、そして経営者と働く側が一緒になって考える機会をつくっていることも評価に繋がったのだと思います。
小松:ファムは継続性、持続性が強みです。軸の通った継続性が評価されたのは凄いことです。女性に風が吹いている今がチャンスだと思います。

シブサワスピリットとは

 \; 司会:「シブサワスピリット」についてお聞かせ下さい。

小松:時代がどんなに厳しくても、人を大事にする人本主義は同友会と同じです。渋沢栄一は富国強兵の時代でも、人を大切にしたということです。同友会の「人を活かす経営」とは原点に共通性がありますよね。
北川:渋沢栄一は約500以上の事業を起こし、600以上の社会・公共事業に関わっています。
 ドラッガーも影響を受けている唯一の日本人です。「日本資本主義の父」ともいわれ、ノーベル賞候補にもなりました。女性の能力も発掘しています。企業の基盤を作って、人に任せていった人で、まさに我々が学ぼうとしているのもそこのところです。渋沢栄一こそ女全交のテーマにもふさわしいと思いました。
久賀:生涯を通じて一貫した経営哲学を持っていたと思います。
 企業は道徳的に利潤を上げなければいけないということを明確にして、調和のとれた経営をしました。「論語と算盤」に書かれた考え方は、同友会の言う社会性と科学性にも繋がっていると思います。金もうけだけでなく、親切・正直など人間的なことを発信していくということが、同友会型経営にも繋がっていると思います。プロセスはいろいろありましたが、経営の柱の部分は、何十年経っても変わらない。そこを強調したいのです。

「女性的感性」について

 \; 司会:「女性的感性」について教えてください。

小松:高度成長期は、画一性、合理性を求めた男性型ビジネスモデルでした。それではだめだと気づいているはずです。これからは多様性の時代です。ダイバーシティという考え方で進んでいかなければいけないと思います。
 女性にはその考え方の人が多いです。個性や多様性を見過ごしたら、これからは生き残れないのです。マスではなく個を見ることです。
北川:あえて「女性的感性」としました。男性の中にも「女性的感性」を持った人はたくさんいます。人を育てるのは母性です。男性でも、母性を持っている人は、人を育てるのが上手です。
 男性は一つのことを究めるのが得意ですが、一方、女性は能力の一つに、いろんなことを同時進行するのが得意です。男性の得意な分野、女性の得意な分野がそれぞれ有ります。男女だけではなく障害者・高齢者・全ての人が、お互いの良さを分かりあって、協力し、高めあえる職場環境が理想です。ファムが目指しているのはまさにここです。実現するには、「女性的感性」が大事です。
久賀:仕事に男・女は関係ないと思います。昔は規模の大きさを追うような男性的経営でした。今はやりがいとか、自分が関わることでどう変化したのかという影響力を与える喜びに変わってきました。ものを売るのではなく、それを買ってどう暮らしが変わったかを考える経営が「女性的感性」です。付加価値をどうつけられるか、それを考えられるのが「女性的感性」です。どんな満足度を提供できるかが大事です。

2018女全交に向けて

 \; 司会:来年の女全交に向けての意気込みを聞かせてください。

小松:埼玉の女全交を成功させることが次の時代の女性経営者の力になります。ファム委員長の私はそのつなぎ役に徹しようと決めています。どうやって次の時代にバトンタッチして、飛躍できるのかを考えることです。それがつなぎ役としての私の役目だと思っています。
久賀:女全交は1985年に始まり来年の埼玉が21回目になります。発足時から2年に1回の開催でしたが、2011年の静岡から毎年開催になりました。その頃から女性部の中でも経営を語れるようになってきました。埼玉は一歩も二歩も進んでいたと思います。それは 埼玉県の政策と、ファムがやろうとしている事がマッチして実績を上げてきたからです。皆さんが、埼玉に学びたいと思っています。歴代の委員長が進めてきた実績が、全国でも注目されています。

北川:女性部が立ち上がって、35周年の節目と言うこともあって、埼玉のファムが注目されています。そんな中で、全国の女性部をけん引するという意気込みで臨みたいと思います。期待も大きいです。今、沖縄をはじめ、全国とのつながりがすごく密になっています。全国の女性部が10年前とは大きく様変わりしていま
す。今は9年先まで女全交の予定が決まっている状況です。
 2018年、埼玉で開催の女全交を成功させなければいけないと強く思っています。皆さんのご協力なくしては成し得ないので、どうぞよろしくお願いします!

司会:大変楽しみになってまいりました! 一緒に盛り上げていきましょう。本日はありがとうございました。

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