同友会ニュース−企業訪問

苦難と葛藤を乗り越え“ガチ実践”で進化し続ける(メガワークス(株) 代表取締役 永井義昭)

 \;  マシニングセンターによる、アルミ、ステンレスなどの金属加工のスペシャリスト、メガワークス(株)。「自社は平成19年に約20坪の物置の一画を間借りし創業したのがスタート。どうしても自分でものづくりがしたいとの思いと、多くの町工場が廃業していく中、一つの町工場を生み出したいとの思いでした」と、永井義昭氏は当時を振り返ります。
 地元に同友会の新しい地区会が発足するという情報を耳にし、「新地区(東彩地区)設立準備会」に参加をしたことが、同友会との出会いでした。すぐさま「経営指針セミナーに参加をしよう」と決意し東彩地区がスタートすると、地区委員会の委員長にも自ら立候補しました。いざ同友会活動へ!という時に、社員さんからの「この会社、どうするのですか?」の一言に自己破産するしかないかも知れない状況を目の当たりにし、立候補した委員長を辞退しました。ところが「そういう時だから同友会なんだよ。だから今、指針が必要なんだよ」と、奮い立たせてくれた仲間に押されて、経営指針セミナーには参加したのでした。
 セミナー開講一番、「この会社、このままじゃ続かないよ!」とスタッフからの衝撃の一言にショックを受けながらも、立て直してやると、指針づくりに取り組んだそうです。

 \;  「この壁を打ち破ってやる、それで自分も社員も関わる人全部を元気にする!」。苦難と葛藤を乗り越えて改めて指針セミナーで掲げた理念「非常識で世界をワクワクさせます」と新たなスタートへ。指針の発表会での頭を丸めた坊主姿は、今では伝説として語り継がれているのだとか。
 セミナー終了後、本業に徹底しひたすら仕事と指針に向き合い没頭することで、大きく会社の業績が向上し始めます。
「指針書にできたこと、できなかったことを赤字で書き込み、毎日なぞっていた」ことで、翌年すぐに黒字へと結果を出すことができました。翌年の指針づくりには、社員が参加をし、進化した指針書をつくりあげ、順風満帆な経営者ライフ到来かと思いきや、そううまくは進みませんでした。
 

そこで勃発したのは新たな「人」の問題でした。指針と共に定着していた3S活動のリーダーを社員さんに任せ、作業工程からも自ら離れ、安心していた矢先、同友会やその他の活動で永井さんが多忙を極める中、社長とのコミュニケーションがまったくとれず社員さんの不安や不満が爆発したのでした。
 「メガワークスはもう終わりですよ」と、社員に言われた一言は、経営者としての襟を正さずにはいられませんでした。「メガワークスは終わりじゃない、会社を良くしたい、みんなで良くしていこう」と、社員さんと膝を突き合わせ、得意分野を伸ばし合い、コミュニケーションのとれる関係性づくりなど、現在もよい会社づくりに奮闘の日々ながらも、今度の壁は、社員と一緒に乗り越えるのだと、その笑顔の中には強い
決意が見て取れました。  \;

           ▲社内コミュニケーションについて説明する永井氏

 それまで周りが何と言おうと耳を傾けなかった自分を変えたのは、同友会だと語る永井氏。「『人を生かす経営』を基準に物事を考えるようになり、同友会で学んだからこそ、「まわり道」や「遠い道」も苦にならなくなった。売り上げや利益も大事だけれど、目標はそこじゃないんだと、教えてくれたのも同友会と、同友会で共に歩む仲間なんだよね」と、語ります。
 同友会に入会して3年。貪欲に学び、誰よりも実践を積み重ね、常に進化した姿を見せ続ける永井氏。同友会の学びを自社にどう生かし、どう実践していくのか、答えがない道を楽しみながら一歩ずつチャレンジする永井氏の見据える先には壮大なシアトル進出の夢が広がっています。  \;

          ▲永井氏(左から3人目)を囲んで東彩地区会のメンバー

【経営理念】

・私たちメガワークスは非常識で世界をワクワクさせます。
・私たちメガワークスはすべての切削に魂を込めて未来の人と感動を想像するワクワク技術集団を目指します。
・Technology for the future of excitement(技術は未来のワクワクの為に)

【企業概要】

メガワークス(株)
埼玉県吉川市飯島192-4
TEL:048-999-6871 FAX:048-999-6872
http://www.megaworks.co.jp/

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